先日、早稲田大学理工学部の学園祭「理工展」でパネルディスカッションに
参加しました。TOKYO油田の取組み発表前、早稲田大学理工学術院教授の
大和田先生の話がとても勉強になりました。
すべては、太陽エネルギーから物質ができ、それが捨てられる。
しかし、エネルギーが捨てられずにたまった状態が温暖化である。
物質エネルギーには高さ低さがあり、質は同じであるけれど低くなったものは
捨てなくてはならない。それが温暖化ガスでうまく放出できないでいる。
経済活動を続けている私達は今までは、物質エネルギーの価値を経済価値に
置き換えてきたけれど、それを続けていては、資源は枯渇し、環境問題は
解決しない。「経済」は人間が作り出したものだから、ここに手を打つしか
環境問題の解決はないと指摘した。
太陽エネルギーの出力を抑えるなんて人間にはできないのだから。
いい例が「ブランドのバッグ」物質エネルギーの価値は1000円のバッグと
変わらなくても、10倍100倍の「値段」がつく。演劇などの文化活動もそうだ。
人のエネルギーはたかがしれているが、そこに価値が生まれ、経済が動く。
資本主義経済にいる私達は、経済成長は不可欠であるが、資源消費を軸にした
経済活動ではないことで、経済を回す必要がある。
そうなんです。最近考えていたことが論理的に構築されていて感動しました。
21世紀は、ここで言う物質エネルギーの消費でない財(モノ、サービスなど)に価値をつけて回していくべきだと思っていました。道路を作るとか、ダムを作るとかでない、すなわち資源を破壊したり
物質エネルギーを消費しすぎない経済活動です。
大学はいいですね。学問(知)は先進的な価値を示してくれます。