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油田新聞_2015.03.10

ドイツのお風呂文化

 以前、仕事でドイツに訪れたことがあります。

 正直、興味を持っていた国ではなく、行くまえまでのドイツのイメージはadidas,NIVEA,メルセデス・ベンツのような物のイメージしかしありませんでした。

 ドイツに到着してすぐ衝撃を受けたのがアウトバーン(ドイツの高速道路)です。

噂で聞いてはいたのですが、実際に速度制限がありません。しかも利用料金は無料。お陰で空港から支社まで時速180kmのスピードで飛んで行けました。

 次の衝撃は、日曜日はサービス業界が休むことです。日曜日は、大型スーパーさえ休むくらいです。後でドイツのスタッフに聞いたのですが、ドイツでは日曜日に休むことは当たり前なことと労働基準法が厳しく休日出勤は特別なことがなければ認めないそうです。ということでスーパー金曜日または土曜日に買いだめするのが常識だそうです。

 ドイツで最も衝撃を受けたのがサウナです。

 ドイツ人はサウナが好きでサウナ施設も多いです。衝撃はドイツ人がサウナが好きということ出はありません。それは男女混浴のことです。しかも男女裸で。。。。。

 最初、支社長にサウナに誘われました。

支社長とサウナは抵抗があったのですが、男性混浴の話を聞いて男の子下心が発動。支社長に「今日行きますか!!」と猛アピールしました。

まるで女湯を覗きこむようなクレイジーなことがドイツでは堂々とできるのかと妄想しながら楽しみにしていました。

実際、行ってみると脱衣室は男女別ですが、サウナやお風呂の中は男性混浴でしかも堂々と裸です。女性たちがあまりにも自然にサウナを楽しんでいたので逆に混浴の経験がない私の方が照れました。

混浴についても後でドイツのスタッフに聞きましたが、男女混浴がダメな理由が分からないと逆に聞き返されました。

 あまりにもカルチャーショックで改めて多様な生き方を認識しました。

(A.F.)

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