インドへ行ってきました・・・その⑤
現地視察の目的地バグナンへはでっかい幹線道路を2時間ひた走り、
ちょっと路地へ入ると別世界の農村地域です。
ここでは現地のパートナー団体である
バグナン・グラミン女性組合(BMSS)のサービスセンターに
隣接する、ゲストハウスにお世話になりました。
立派な建物はBMSSが自己資金で設立したものです。
BMSSは1993年に設立された組合で、
・小規模ファイナンス
・小規模販売
・教育と環境に関する活動
を柱として活動しています。
設立当初は識字教育から始め、現在では運営する
バグナン・グラミン銀行には1億6000万ルピーの預金額があり、
現在会員数は26,000人に登ります。
WE21ジャパンが支援するプロジェクトは
「農村地域の女性のエンパワーメントを目的とする3カ年計画」として、
・女性たちの小規模収入向上
・女性たちの権利意識向上
・日常的な女性の労働軽減と共に、
気候変動に対応する天然資源管理能力の向上
・女性や子供達の健康改善
・女性や子供達の栄養改善
・女性グループ同士の繋がる力と自助能力の強化
を目的とし、7つの村の15の女性自助グループ(247人)が対象(受益者)
となっています。
ゲストハウスには妊娠中に摂るべき食物と、
なぜそれが必要なのかを一覧にした壁掛けが掛かっていたり。
その他サービスセンターでは、
スパイスやジャム、蚊帳やサリーの下に着るセーターなど、
女性たちの収入向上につながる技術支援を行っています。