油田新聞_2015.11.04
文化の日
新進気鋭の若者が集うアートイベントに行ってきた。
おめあては、ライブアート。
ライブアートとは、ステージ上で大きなキャンパスを出し、BGMに合わせてペイントする
パフォーマンスの事だ。
絵の具が飛び散る激しい絵もあれば、緻密な絵もある。書家が墨絵と書を合わせて描く
アートも最近流行っている。
目の前で作品が描き出される時、作家の息遣いや想いが伝わって来る臨場感がたまらなく良い。
パフォーマンスとしても面白いし、作品も特別な味わいがある。
今日のライブは、ドリッピングアートとバレエダンサーのコラボ。画家が激しく落とした
絵の具の上を、トウシューズが踏み、踊りながら絵を描くと言う新しい試みだった。
まだまだこれからの2人だと思ったが、将来が楽しみなセッションだった。
互いにソロだけでは出せない、激しく美しい作品が出来上がった。
1+1=2にはならない。
分野は違えど、どの世界も同じなのだろう…
チームワークには1人では成し得ない力があることを改めて感じた。
さて文化の日に相応しく
芸術で心を満たした後は、
美味しい食事で締めくくりたい…
心以上に胃の腑を満たしたのは、新鮮な海の恵だった。
あゝ、美味しかった。
アカデミックな1日で締めくくるはずが、最後は食に持って行かれてしまった感が否めない。
今度こそ、次回の原稿は食レポをした方が良さそうだ。
文化の日、身も心も豊かに過ごした1日だった。
( K. I. )