油田新聞_2015.12.08
アドヴェント
11月半ば過ぎ、我が家はクリスマスの準備を始めます。
まずは、ツリーのオーナメントにするクッキーを焼き始めます。
普通のクッキーよりも固めに配合を変え、バニラオイルを多めにいれて香りを効かせます。
生地ができたら、クリスマスモチーフの型抜きのクッキーを何十枚も焼きます。
すっかり冷えたら、いよいよ絵付けです。
粉砂糖を少量の水に溶いて、よく固まるようにほんの少し酢を加えたアイシングという
クリームを作ります。
これに色素を加えて、何色ものアイシングを用意します。
さて、絵を描くのは子供たちの仕事。すっかり大きくなった今でも喜んでやってます。
昔はみんな一緒に作りましたが、今はそれぞれ好き勝手に書いてます。
模様あり、文字ありで見るもの楽しいです。
完全に乾いたところでリボンを通して、やっと完成です。
もみの木(残念ながら人工ですが・・・)を出して、枝に通し飾ります。
「これは良いね。」「何て書いたの?」「これは誰が書いたの?」飾りながら話が弾みます。
この時が一番楽しいと思うのは、私だけのようですが・・・
スパイスを効かせたクッキー生地で、魔女の家も作ります。
ヘンゼルとグレーテルに出てくるお菓子の家です。
今年は娘が手伝ってくれました。いつもむっつりしている娘は、童心に帰ったらしく朗かでした。
部屋中にクッキーのバニラの香りが充満して、良い香りです。
今年もクッキーを焼く事が出来て、嬉しく思いそっと感謝しました。
( K. I. )