TOKYO油田2017とは
「TOKYO油田2017」は東京地域で使われた家庭や事業者の天ぷら油を回収し、二酸化炭素を増やさないバイオディーゼル燃料などへの再資源化を通して、私達の生活環境の改善に貢献していくための、新時代のリサイクルプロジェクトです。
東京は世界有数の油田なんです。
使用済みの天ぷら油も、実は私達の大切な資源。適切な処理をすればVDFなどのバイオディーゼル燃料や、家畜の飼料や畑の肥料などに生まれ変わることができます。そんな天ぷら油を一番使うのが東京をはじめとした大都市。たくさんの人々が、暮らしの中で使ったてんぷら油は、言わば東京生まれのeco資源。ひとりや家族の使う量は少なくても、そのeco資源が何千万人分と集まればその量も莫大に。つまり東京は、間違いなく世界有数の規模をもったecoな油田なのです。
家庭から出た油の多くが再利用されないまま…
適切な処理をすれば資源になる天ぷら油も、実は家庭で利用されたその多くは未利用のまま廃棄されることがほとんど。高価な凝固材を使って廃棄してしまったり、中には排水溝にそのまま流して、逆に水質汚濁の原因になってしまうことも。
2017年、東京で使われた全ての天ぷら油をeco資源に
TOKYO油田2017は様々な生活ネットワークから使い終わった天ぷら油を回収しています。
TOKYO油田2017のビジョン
Think globally Act locally!
私達は地球規模の視点を持って、循環型の地域社会作りへ貢献します。
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循環型社会に向けた価値観の変革
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サスティナブルなライフスタイルの提案
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廃食油回収を通した静脈産業型ビジネスの創造
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社会に役立つ人材の育成
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…そしてもちろん、
一緒に実現していくパートナーは皆さんです。
※東京油田(TOKYO油田)は株式会社ユーズの登録商標です。
株式会社ユーズ代表取締役
染谷 侑吾
みなさま、こんにちは。
みなさま、揚げ物は好きですか?(^^)揚げ物はとても美味しいですよね。私はトンカツが好物です。私たちの食生活を豊かにする「油」ですが、揚げ物に使い終わった後、どうされていますか?
私たち、TOKYO油田は、この使い終わった油を回収しています。そして、精製・加工し、新たなエネルギーとして、クルマを走らせたり、発電したり。また、キャンドルや石けんの原料、塗料や肥料・飼料の原料に活用、日常生活のなかで第二の人生を送る油に、みなさまはお気づきでしょうか。
TOKYO油田は、2007年にお店から出る油もご家庭からの油もすべてを使い切る社会、循環型社会を目指して「TOKYO油田2017」プロジェクトに立ち上げ走ってきました。目標の2017年には、 TOKYO中の全部の油を集めることはできませんでしたが、 エネルギーを販売するTOKYO油電力を設立し、小売電気業へと展開もしました。
ところが、ウクライナ戦争や円安の影響を受けて、小売り電気業の80パーセントが廃業に追い込まれました。弊社も同様にあおりを受けて、電気事業からは撤退。
しかし!この油は次は航空機の燃料になる!と世間を騒がせております。オールジャパンとか言って、日本国内でもその動きはあるものの、バイオ燃料の時と同様、遅々として進んではいません。が、欧米などでは使用が拡がり!なんと、資源のない日本!と思っていたら大間違い、日本は油の輸出国!となっています(^^)
そうなると、お決まりです、大手企業のみなさまが参入してきて、あちこちの油を奪っています。我々が構築したビジネスモデルを利用して。
ま、それなら本気で1滴残らず集めろよ!と言いたいですが、細かくて面倒なところはきませんね。合理主義だから仕方ないね。
ということで、元祖TOKYOユデんは
TOKYOを油田にする夢をまだまだ続けています。
TOKYO油田のスタッフ
佐野 真由美 (2014年入社)
小坂 正行
(2020年入社)
エフレム ハイレ
(2016年入社)
エチオピア出身。
2016年に正社員として入社しましたが、実はその前に数年
パートタイムとして働いていたので、かなりのベテラン。
TOKYO油田での仕事にやりがいを感じています♪
エチオピアと日本の架け橋的な存在です。
佐藤 茂之
(2021年入社)
油田カフェ
皆様が、TOKYO油田にお越しになる際に、美味しいお食事やスイーツ、コーヒーなどをご用意してお待ちしております。
油田カフェ主催イベントも多数やっています。
また、60坪の広いスペースでのイベントやパーティなどのご用命も承ります。
TOKYO油田同様、よろしくお願いします(^^)
TOKYOが油田になるまで
街中で油をイメージしたラッピングが施されたトラックを見掛けた事はありませんか?
私たちはそのトラックで東京都を中心に関東近県の取引先様や、
回収STにご参加頂いた皆様の元へ使用済みや消費期限切れの食用油の回収へ伺っています。
回収された油はグループ企業である染谷商店に集められ、汚れ具合や植物性、動物性などの種類ごとに分別され、それぞれの用途に合わせて再資源化されます。なかでも私たちが1993年に日本で始めて開発したBDF(Bio Diesel Fuel)は、同じくグループ企業であるBDF社によって精製されています。
私たちTOKYO油田は、大切な資源の一つである使用済みや消費期限切れの食用油を、自分たちで回収しBDFの精製までを一貫して行う事にこだわり、TOKYOを油田にする目標に向かって走り続けています
TOKYO油田の商品紹介
お店や家庭から集めてきた使用済み天ぷら油をリサイクルした石鹸はもちろん。
人に優しい。環境に優しい。
私たちと同じ志を持った商品やサービスをご紹介致します。
また、業務用食用油・厨房用品の販売も行っておりますのでお問い合わせください。
私たちが店舗や家庭から集めた使用済み天ぷら油を使って、素敵なキャンドルを作るワークショップを開催しています。 アロマオイルやデコレーションにより、世界に一つだけのオリジナルキャンドル作りが体験できます。開催日程は随時HPに掲載致します。また、出張講座につきましてはお問い合わせください。
液体薬用ハンドソープ。ボトル:300ml・詰め替え用パウチ:250ml お店や家庭で使用された食用油をリサイクルした薬用泡ハンドソープで、きめ細かい泡が優しく洗い上げます。 無香料・無着色はもちろん、合成界面活性剤不使用、素肌の潤いを守る高級脂肪酸を原料としています。 また、殺菌成分トリクロサン配合で、手肌を消毒し清潔に保ちます。 素材・原材料・成分: トリクロサン、水、カリウム石けん用素地、DPG、クエン酸、クエン酸Na、アロエエキス
30g / 50g TOKYO油田では、ガーナ人のアドさんからガーナ産シアバターを分けていただいています。ガーナの女性たちがカリテの樹から落ちた実を拾い、その実からシアバターを手作業で抽出しています。ガーナでは、スキンケアはもちろん、食用、傷・火傷の治療薬としても使われているそうで、「日常生活に欠かせない」とアドさんは語っています。 ご使用方法 30℃前後で溶け出し、小豆大を手にのせると、じんわり溶けてきます。湯煎で溶かすと、 溶けたバターのようになります。お好きなアロマエッセンスを入れたり、スクワランオイルを入れたり。湯煎で溶かすと使いやすく、放置するとすぐかたまります。
固形石鹸。130g 食用油がたいへん高価だった時代、使用済み食用油は丁寧に精製され、石けん職人たちがそれを原料にお肌に優しい石けんを作っていました。それはお肌だけではなく、環境にも限りなく優しい石けんでした。横町の銭湯から流れてくるやわらかいお風呂の香り、あの石けんです。 再資源化の道ではなく、ゴミの道を辿る現代の使用済み食用油は、凝固剤で固めて焼却・廃棄されたり、生活排水として河川に流され、環境破壊の要因となっています。TOKYO油田は、15年以上前から、使用済み食用油の回収・再資源化に取り組み、大正13年創業の渋谷油脂株式会社の協力を得て、あの懐かしい石けんをよみがえらせました。 素材・原材料・成分: せっけん素地
ムーアンドプラントは、北海道の環境問題を解決するための施設と3年以上の発酵熟成から生まれたオーガニックの液肥です。 全国の約半数の乳牛が飼われている北海道では、産業廃棄物の第1位がふん尿です。 1頭あたり1日約60キロのふん尿は、大地や河川を汚染し環境問題となっています。 乳牛のふん尿は、水分が多くそのままでは堆肥化できません。「北海道の自然を守りたい」という想いから生まれた施設は、水分調整剤の大量投入に頼らずに液肥化技術を開発し、特許を取得しました。発酵熱は60度以上にもなり、種子や有害微生物を不活化します。 ムーアンドプラントは、この液肥をさらに独自の方法で発酵と熟成を3年以上繰り返し、植物に有効な成分を濃縮、無臭化しました。 昔ながらの堆肥のように時間をかけなければ得られない多様な成長因子を豊かに含みます。ムーアンドプラントは、乳牛と植物を繋ぐサスティナブルな循環を願ってつけられた名前です。
マタタコロ・バイバイキーンとはウイルスや菌などの衛生管理の視点から生まれた除菌・消臭剤です。 他の塩素系除菌剤と異なり、酸素の酸化力が様々なウイルスや菌に働きかけ抗ウイルス・除菌・防カビ・消臭効果を発揮します。様々な現場、幅広いニーズにお答えします。即効性があり快適に安心・安全に使用できるマタタコロを是非お役立てください。