オヤジの背中（ゆ）
朝日新聞で週に一回「オヤジの背中」というコーナーがありますね。インタビュー記事です。そのタイトルを今日は、拝借(^^)
父は、4月の区長選挙にいきなり立候補しました。なぜ区長選挙へ出馬したのか？と、理由を問われて「ゆみが出馬するはずが、出なくなったから」とあちらこちらで堂々と喋っていました。おかしな理由でしょ。大胆な行動を取るくせに、実はもの凄くシャイなんです。「私のため」に出馬する。人の為だと力が湧いてくるし、他人から何か言われても、自分の言葉でうまく答えられないことは、すべて人のせいにするのです。人に責任転嫁できないときは、神様のせいにします。
今回は、論客の小林節氏(慶應大学の憲法学者)とイベントをやります。小林先生を連れて来るそのバイタリティはすごいのですが、父は、決して政治的ではありません。残念ながら思想もありません。政治的といより生活なんです。
戦争はイヤ、飢えはイヤ、お腹いっぱい食べたい、お金が欲しい、マズローの欲求でいうと、とても低いところでの欲求による言動なんです。
その本能に欲するままに、あの年まで生きて、今も行動の原動力になっているからすごいです。
