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油田新聞_2015.10.27

漢方の話 漢方というと思いつく薬は葛根湯と救心ではないでしょうか それ以外の薬はあまり思いつかないところから漢方はピント来ないと言う人は多いらしいです。ですが漢方はとても身近にあります。 例えばドラックストアに売っている鼻炎の薬には小青竜湯(ショウセイリュウトウ)という漢方がよく使われ、胃腸薬には安中散(アンチュウサン)という漢方が使われています。また、一般の

病院でもツムラの漢方エキス剤を処方される事も多いです。 これだけ漢方が身近にあるにもかかわらず日本では漢方の認知度は低いのが現状です。また、

漢方は効き目が悪いと言う人も多いようですね。 韓国の事情ですが、漢方はとても身近に存在する薬であります。 まず、日本と違い、一般の医者(西洋医学)と漢方医者(東洋医学)の免許が別に存在します。

そして漢方医院の数がとっても多いです。さらに漢方大学病院まで全国にあり、患者は

治療したい方法を選びやすいです。 もともと韓国人は漢方に対して信頼が厚く、一般生活にも漢方がよく使われています。

そういった理由で生薬も手に入れやすいです。 しかし生薬のずさんな管理が問題になったりします。 韓国で有名な漢方は十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)という薬(滋養強壮、疲れ、

貧血に効く、日本でも販売されている)ですが、免許を持ってない人でも生薬を

手に入れ、作ることができます。カフェでもこの十全大補湯を売る所もあるくらい、

漢方の管理がずさんです。 一方、日本はキチンとした管理がされていますが、漢方の知識を持っていないお医者さんが

少ないのが現状です。先ほど述べたように、日本では漢方は効き目が悪いと言う噂ですが、

多分それは処方するお医者さんが知識の無さにあると思います。 もともと漢方は、患者の症状以外、体質を見極めて適切な生薬を組み合わせるのが一般的

ですが、日本のお医者さんは生薬の知識ところか東洋医学の概念すら理解していない人が

殆どらしいです。だから処方された薬の効き目が悪いのは当然です。もし漢方を使ってみたなら東洋医学を学んだ先生を探し、診てもらうか患者自ら合う薬を探すしかありません。 実際、私は鼻炎があり、漢方を飲んでいますが、合う薬を見つけるまで色々試しました。鼻炎の症状で最高に効き目がいい薬はセレスミンと言うステロイドがあります。炎症を抑え込む力は、まるで魔法のようです。一方で副作用は数えられないほどです。つまり爆弾のようなものです。 私もセレスミンを飲んでいましたが、体に負担か大きいことで漢方に変えたわけです。 薬はなるべく飲まないことが健康にいいことですが、 どうしても飲まないといけないときは漢方を飲むように心がけています。 ちなみにお医者さんが処方する煎じ漢方も保険調剤ができます。興味を持っている方は試してみてください。

( A. F. )

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